第6章 Azure Stack Hub でのクラスターのアンインストール
Azure Stack Hub にデプロイしたクラスターを削除できます。
6.1. installer-provisioned infrastructure を使用するクラスターの削除
インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターは、クラウドから削除できます。
アンインストール後に、とくにユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャー (UPI) クラスターで適切に削除されていないリソースがあるかどうかについて、クラウドプロバイダーを確認します。インストールプログラムが作成しなかったリソース、またはインストールプログラムがアクセスできないリソースが存在する可能性があります。
前提条件
- クラスターをデプロイするために使用したインストールプログラムのコピーがある。
- クラスター作成時にインストールプログラムが生成したファイルがあります。
クラスターのデプロイに使用されたインストールプログラムのコピーを使用してクラスターをアンインストールできますが、OpenShift Container Platform バージョン 4.13 以降を使用することが推奨されます。
サービスプリンシパルの削除は、Microsoft Azure AD Graph API に依存します。インストールプログラムのバージョン 4.13 以降を使用すると、Microsoft が Azure AD Graph API の 廃止 を決定した場合に、手動介入を必要とせずにサービスプリンシパルが確実に削除されます。
手順
- クラスターのインストールに使用したコンピューターで、インストールプログラムを含むディレクトリーに移動し、次のコマンドを実行します。 - ./openshift-install destroy cluster \ --dir <installation_directory> --log-level info - $ ./openshift-install destroy cluster \ --dir <installation_directory> --log-level info- 1 - 2 - Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 注記- クラスターのクラスター定義ファイルが含まれるディレクトリーを指定する必要があります。クラスターを削除するには、インストールプログラムでこのディレクトリーにある - metadata.jsonファイルが必要になります。
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						オプション: <installation_directory>ディレクトリーおよび OpenShift Container Platform インストールプログラムを削除します。