4.2. operator ベースのインストール環境における APIcast 2.9 から 2.10 へのアップグレード
operator ベースのデプロイメントにおいて、APIcast をバージョン 2.9 から 2.10 にアップグレードするには、以下の手順を実施します。
- 管理者権限を持つアカウントを使用して OCP コンソールにログインします。
- APIcast operator がデプロイされているプロジェクトを選択します。
- Operators > Installed Operators の順にクリックします。
- Subscription > Channel の順に移動し、Red Hat Integration - 3scale APIcast gateway を選択します。
threescale-2.10 チャンネルを選択してサブスクリプションのチャンネルを編集し、変更を保存します。
- これによりアップグレードプロセスが開始されます。
- APIcast のアップグレードプロセスが終了するまで待ちます。
プロジェクトの Pod ステータスのクエリーを行います。
oc get pods
- すべての新しいバージョンが動作して使用できる状態になり、エラーが無くなるまで待ちます。
アップグレードプロセス中、一時的にエラーが発生する場合があります。
注記所要時間はおよそ 5 - 10 分間の範囲で幅があります。すべての Pod が動作して使用できる状態になり、エラーが無くなるまで、Pod の状態確認を続けてください。
APIcast オブジェクトのステータスを確認し、以下のコマンドを実行して YAML のコンテンツを取得します。
oc get apicast <myapicast> -o yaml
新しいアノテーションおよび値は以下のようになります。
apicast.apps.3scale.net/operator-version: “0.4.0”
上記の手順をすべて実施すると、operator ベースのデプロイメントにおける APIcast 2.9 から 2.10 へのアップグレードが完了します。