3.5. デバッグ
ゲートウェイ設定のセットアップは簡単ですが、それでもエラーが発生する可能性があります。そのような状況のために、ゲートウェイはエラーを追跡するのに有用なデバッグ情報を返すことができます。
APIcast からデバッグ情報を取得するには、アクセスする API サービスに対応するサービストークンを指定して、ヘッダー X-3scale-debug: {SERVICE_TOKEN}
を API リクエストに追加する必要があります。
ヘッダーが検出されサービストークンが有効であれば、ゲートウェイはレスポンスヘッダーに以下の情報を追加します。
X-3scale-matched-rules: /v1/word/{word}.json, /v1 X-3scale-credentials: app_key=APP_KEY&app_id=APP_ID X-3scale-usage: usage%5Bversion_1%5D=1&usage%5Bword%5D=1
X-3scale-matched-rules
には、リクエストにマッチしているマッピングルールのコンマ区切りリストが表示されます。
ヘッダー X-3scale-credentials
は、3scale バックエンドに渡されたクレデンシャルを返します。
X-3scale-usage
には、3scale バックエンドに報告された使用状況が表示されます。usage%5Bversion_1%5D=1&usage%5Bword%5D=1
は usage[version_1]=1&usage[word]=1
を URL エンコードしたもので、API リクエストによりメソッド (メトリック) version_1
および word
のカウントがそれぞれ 1 増えたこと意味します。