5.3. 高可用性テンプレート


高可用性 (HA) テンプレートを使用すると、重要なデータベースの HA を設定できます。

5.3.1. 前提条件

  • HA テンプレートをデプロイする前に、外部データベースをデプロイおよび設定し、負荷分散されたエンドポイントで HA を設定する必要があります。

5.3.2. HA テンプレートの使用

高可用性のために amp-ha-tech-preview.yml という名前のテンプレートを使用すると、OpenShift 外部に重要なデータベースをデプロイできます。ただし、以下は除外されます。

  • Memcached
  • Sphinx
  • Zync

標準の amp.yml テンプレートと amp-ha-tech-preview.yml には、以下の違いがあります。

  • 以下の要素が削除されています。

    • backend-redis およびその関連コンポーネント
    • system-redis およびその関連コンポーネント
    • system-mysql およびその関連コンポーネント
    • Redis および MySQL 関連の ConfigMaps
    • MYSQL_IMAGE、REDIS_IMAGE、MYSQL_USER、MYSQL_ROOT_PASSWORD パラメーター
  • デフォルトで、データベースではない DeploymentConfig オブジェクトタイプのレプリカの数が 1 から 2 に増加されます。
  • 以下の必須パラメーターが追加されているため、外部データベースの場所を制御できます。

    • BACKEND_REDIS_STORAGE_ENDPOINT
    • BACKEND_REDIS_QUEUES_ENDPOINT
    • SYSTEM_REDIS_URL
    • APICAST_STAGING_REDIS_URL
    • APICAST_PRODUCTION_REDIS_URL
    • SYSTEM_DATABASE_URL

amp-ha-tech-preview.yml を使用する場合、新たに追加された必須パラメーターによりクラスター外のデータベース接続を設定する必要があります (ただし、永続的なデータが含まれない system-memcachezync-database、および system-sphinx は除外)。エンドポイントには、クレデンシャルを含む、データベースの負荷分散用接続文字列が必要です。また、データベースではないデプロイメントについては、アプリケーションレベルでの冗長性を確保するためにデフォルトで Pod レプリカの数が 2 に増えています。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat