2.7. DeploymentConfig データベースの ImageStreams への移行


2.6 では、データベースを含むデプロイ済みの 3scale DeploymentConfig は、イメージ URL への直接参照ではなく、ImageStreams からコンテナーイメージを取得するように移行されました。

  1. backend-redis DeploymentConfig を移行して、backend-redis ImageStream を使用します。

    $ oc patch dc/backend-redis -p "$(cat db-imagestream-patches/backend-redis-json.patch)" --type json
    • これにより、backend-redis DeploymentConfig の再デプロイがトリガーされ、DeploymentConfig には backend-redis ImageStream を参照する ImageChange トリガーが含まれるようになりました。
    • backend-workerbackend-cron または backend-listener は、backend-redis Pod が再デプロイされるまで一時的に失敗する場合があります。

      DeploymentConfig Pod が再起動され、再び準備完了状態になるまで待ちます。

  2. system-redis DeploymentConfig を移行して、system-redis ImageStream を使用します。

    $ oc patch dc/system-redis -p "$(cat db-imagestream-patches/system-redis-json.patch)" --type json
    • これにより、system-redis DeploymentConfig の再デプロイがトリガーされ、DeploymentConfig には backend-redis ImageStream を参照する ImageChange トリガーが含まれるようになりました。
    • DeploymentConfig Pod が再起動され、再び準備完了状態になるまで待ちます。
  3. system-memcached ImageStream を使用するように system-memcache DeploymentConfig を移行します。

    $ oc patch dc/system-memcache -p "$(cat db-imagestream-patches/system-memcached-json.patch)" --type json
    • これにより、system-memcache DeploymentConfig の再デプロイがトリガーされ、DeploymentConfig には、system-memcached ImageStream を参照する ImageChange トリガーが含まれるようになりました。
    • DeploymentConfig Pod が再起動され、再び準備完了状態になるまで待ちます。
  4. system-mysql DeploymentConfig を移行して、system-mysql ImageStream を使用します。

    $ oc patch dc/system-mysql -p "$(cat db-imagestream-patches/system-mysql-json.patch)" --type json
    • これにより、system-mysql DeploymentConfig の再デプロイがトリガーされ、DeploymentConfig には、system-mysql ImageStream を参照する ImageChange トリガーが含まれるようになりました。
    • DeploymentConfig Pod が再起動され、再び準備完了状態になるまで待ちます。
  5. zync-database DeploymentConfig を移行して、zync-database-postgresql ImageStream を使用します。

    $ oc patch dc/zync-database -p "$(cat db-imagestream-patches/zync-database-postgresql.patch)"
    • これにより、zync-database DeploymentConfig の再デプロイがトリガーされ、DeploymentConfig には、zync-database-postgresql ImageStream を参照する ImageChange トリガーが含まれるようになりました。
    • zync DeploymentConfig Pod は、zync-database が再び使用可能になるまで一時的に失敗する可能性があり、再び準備完了状態になるまで時間がかかる場合があります。数分後、すべての zyncDeploymentConfig Pod が Ready ステータスになっていることを確認します。
    • 続行する前に、DeploymentConfig Pod が再起動され、再び準備完了状態になるまで待ちます。
  6. 使用されなくなった postgresql ImageStream を削除します。

    $ oc delete ImageStream postgresql
  7. 成功を確認するには、次のことを確認します。

    • すべてのデータベース関連の DeploymentConfigs が ImageStream を使用するようになりました。対応するデータベース ImageStream を指す ImageChange トリガーが作成されたことを確認できます。
    • ImageChange トリガーには、registry.redhat.io を指す URL を含む lastTriggeredImage という名前のフィールドがあります。
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