第1章 3scale テンプレートベースのアップグレードガイド: 2.7 から 2.8 へ
このセクションでは、テンプレートベースのデプロイメントで Red Hat 3scale API Management をバージョン 2.7 から 2.8 にアップグレードする方法について説明します。
必要な条件および手順を理解するために、記載の手順を適用する前に、アップグレードガイド全体を読んでください。アップグレードプロセスの手順が完了するまで、サービスの提供が中断されます。このサービス中断が生じるため、メンテナンス期間を設けるようにしてください。
1.1. アップグレードの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この章では、3scale をアップグレードする前に満たすべき条件について説明します。また、アップグレードに必要な前提条件として必要なタスクとツールも示します。
1.1.1. アップグレードの条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
アップグレードに進む前に、次の点を考慮する必要があります。
- 3scale は、OpenShift 3.11 上のテンプレートを使用して、2.7 から 2.8 へのアップグレードパスをサポートします。
- OpenShift CLI ツールが 3scale をデプロイしたプロジェクトに設定されるようにする。
1.1.2. アップグレードを行うための前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このセクションでは、テンプレートベースのインストールで 3scale を 2.7 から 2.8 にアップグレードするために必要なタスクとツールについて説明します。
主要なタスク
- 3scale で使用しているデータベースのバックアップを行う。バックアップの手順は、データベースのタイプや設定により異なります。
ツール
アップグレードを行うには、以下のツールが必要です。
- OpenShift 3.11 プロジェクトにテンプレートを使用してデプロイされた 3scale 2.7。
- Bash シェル: アップグレード手順で詳細を説明するコマンドを実行します。
- base64: シークレットの情報をエンコードおよびデコードします。
- jq: JSON 変換用です。