3.14.2. 機能拡張
Red Hat OpenStack Platform の今回のリリースでは、以下の機能拡張が提供されています。
- BZ#1802038
- 今回の機能拡張により、外部の Red Hat Ceph Storage 4.1 クラスターがサポートされるようになりました。
- BZ#1845802
今回の機能拡張により、Networking (neutron)サービス
http_retriesに新しい設定オプションが追加されました。これを使用して、Compute (nova)サービスまたは OpenStack Bare Metal Provisioning (ironic)サービスへの API 呼び出しの初回試行回数を設定することができます。デフォルトでは、呼び出しに失敗した場合 API コールは 3 回リトライされます。今回の機能拡張により、Networking サービスは API リクエストをリトライして、インスタンスブート時のエラーを防ぐことができます。たとえば、Compute サービスはポートの使用準備が整っていることを示す通知を受け取るようになります。
- BZ#1815202
config-downloadのテクノロジープレビュー機能を使用する際、生成された Ansible Playbook にはconfig-downloadPlaybook に合わせて調整されたデフォルトのansible.cfgが含まれません。デフォルトの Ansible 設定は、大規模なデプロイメントには理想的ではありません。今回の機能拡張により、以下のコマンドを使用して
config-downloadPlaybook で使用できるansible.cfgを生成できるようになりました。openstack tripleo config generate ansible
$ openstack tripleo config generate ansibleCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow