1.9. アンインストール


Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes をアンインストールする場合に、2 種類のプロセスレベルが存在します。

最初のレベルはカスタムリソースの削除です。これは、最も基本的なアンインストールの種類で、MultiClusterHub インスタンスのカスタムリソースを削除しますが、他の必要なコンポーネントが残されたままになります。このレベルのアンインストールは、削除する内容と同じ設定とコンポーネントを使用して、別のインストールを行う予定の場合には便利です。他の全コンポーネントがすでにインストールされているので、次のバージョンのインストール時間が短縮されます。

次のレベルは、カスタムリソース定義などのいくつかの項目を除く、より完全なアンインストールです。このレベルでは、他の必須コンポーネントおよび設定が削除される項目に追加されます。この手順を続行すると、カスタムリソースの削除で削除されていないコンポーネントおよびサブスクリプションがすべて削除されます。このレベルのアンインストールを完了する場合には、カスタムリソースを再インストールする前に Operator の再インストールが必要です。

重要

Red Hat Advanced Cluster Management のハブクラスターをアンインストールする前に、ハブクラスターが管理するクラスターをすべてデタッチする必要があります。回避策については、「リソースが存在しないためにアンインストールに失敗する場合のトラブルシューティング」を参照してください。

1.9.1. コマンドを使用した MultiClusterHub インスタンスの削除

  1. 以下のコマンドを入力してプロジェクトの namespace に移動します。

    oc project <namespace>
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    namespace はお使いのプロジェクトの namespace 名に置き換えます。

  2. 以下のコマンドを実行して MultiClusterHub カスタムリソースを削除します。

    oc delete multiclusterhub --all
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    ヒント

    新しいバージョンを再インストールする予定で、他の情報を保存する場合には、残りの手順を省略し、再インストールしてください。

  3. 以下のコマンドを入力して、関連するコンポーネントおよびサブスクリプションをすべて削除します。

    oc delete subs --all
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