1.5.2. 非接続環境でのインストール
以下の手順を実行して Red Hat Advanced Cluster Management を非接続環境でインストールします。
必要に応じてミラーレジストリーを作成します。
ミラーレジストリーがまだない場合には、Red Hat OpenShift Container Platform ドキュメントの 「非接続インストールのイメージのミラーリング」トピックの手順を実行してミラーレジストリーを作成してください。
ミラーレジストリーがすでにある場合は、既存のレジストリーを設定して使用できます。
ベアメタルのみ:
install-config.yaml
ファイルに、接続なしのレジストリーの証明書情報を指定します。保護されたオフラインレジストリーでイメージにアクセスするには、Red Hat Advanced Cluster Management がレジストリーにアクセスできるように証明書情報を指定する必要があります。- レジストリーから証明書情報をコピーします。
-
エディターで
install-config.yaml
ファイルを開きます。 -
additionalTrustBundle: |
のエントリーを検索します。 additionalTrustBundle
の行の後に証明書情報を追加します。追加後の内容は以下の例のようになります。additionalTrustBundle: | -----BEGIN CERTIFICATE----- certificate_content -----END CERTIFICATE----- sshKey: >-
-
install-config.yaml
ファイルを保存します。
rhacm-policy.yaml
という名前のImageContentSourcePolicy
を含めて yaml ファイルを作成します。重要: 実行中のクラスターでこれを変更すると、すべてのノードのローリング再起動が実行されます。apiVersion: operator.openshift.io/v1alpha1 kind: ImageContentSourcePolicy metadata: name: rhacm-repo spec: repositoryDigestMirrors: - mirrors: - mirror.registry.com:5000/rhacm2 source: registry.redhat.io/rhacm2
以下のコマンドを入力して ImageContentSourcePolicy ファイルを適用します。
oc apply -f rhacm-policy.yaml
ネットワーク接続されていない Operator Lifecycle Manager (OLM) の Red Hat Operator と コミュニティーの Operator を有効にします。
Red Hat Advanced Cluster Management は OLM Red Hat Operator カタログに含まれます。
- Red Hat Operator カタログの非接続 OLM を設定します。Red Hat OpenShift Container Platform ドキュメントの「ネットワークが制限された環境での Operator Lifecylece Manage の使用」の手順を実行します。
- 非接続 OLM にイメージを設定したので、OLM カタログからの Advanced Cluster Management for Kubernetes のインストールを続行してください。必要な手順については、「 ネットワーク接続時のインストール 」の手順を参照してください。