第9章 イメージの署名の確認


Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) を使用して、事前に設定されたキーに対してイメージ署名を検証することで、クラスター内のコンテナーイメージの整合性を確保できます。

署名されていないイメージや署名が確認されていないイメージをブロックするポリシーを作成できます。RHACS 受付コントローラーを使用してポリシーを適用し、不正なデプロイメントの作成を停止することもできます。

注記
  • RHACS 3.70 は、Cosign 署名および Cosign 公開鍵署名の検証のみをサポートします。Cosign の詳細は、Cosign overview を参照してください。
  • 署名の検証には、1 つ以上の Cosign 公開鍵との署名統合を設定する必要があります。
  • すべてのデプロイおよび監視されたイメージに対して以下を実行します。

    • RHACS は署名を 4 時間ごとに取得および検証します。
    • RHACS は、署名インテグレーションの公開鍵を変更または更新するたびに署名を検証します。

9.1. 署名統合の設定

イメージ署名の検証を実行する前に、最初に RHACS に Cosign 公開鍵を追加する必要があります。

前提条件

  • PEM でエンコードされた Cosign 公開鍵がすでに存在している必要があります。Cosign の詳細は、Cosign overview を参照してください。

手順

  1. RHACS ポータルで、Platform Configuration Integrations を選択します。
  2. Signature Integrations セクションまで下方向にスクロールし、Signature クリックします。
  3. New integration をクリックします。
  4. Integration name の名前を入力します。
  5. Cosign Add a new public key をクリックします。
  6. Public key 名を入力します。
  7. Public key value フィールドに、PEM でエンコードされた公開鍵を入力します。
  8. (オプション)Add a new public key をクリックして詳細を入力すると、複数のキーを追加できます。
  9. Save をクリックします。
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