5.2. 共通の設定


複数のリソースに共通する設定オプションの一部が以下に記載されています。セキュリティー および メトリクスコレクション も採用できます (該当する場合)。

ブートストラップサーバー

ブートストラップサーバーは、以下の Kafka クラスターに対するホスト/ポート接続に使用されます。

  • Kafka Connect
  • Kafka Bridge
  • Kafka MirrorMaker プロデューサーおよびコンシューマー
CPU およびメモリーリソース

コンポーネントの CPU およびメモリーリソースを要求します。制限は、特定のコンテナーが消費できる最大リソースを指定します。

Topic Operator および User Operator のリソース要求および制限は Kafka リソースに設定されます。

ロギング
コンポーネントのロギングレベルを定義します。ロギングは直接 (インライン) または外部で Config Map を使用して定義できます。
ヘルスチェック
ヘルスチェックの設定では、liveness および readiness プローブが導入され、コンテナーを再起動するタイミング (liveliness) と、コンテナーがトラフィック (readiness) を受け入れるタイミングが分かります。
JVM オプション
JVM オプションでは、メモリー割り当ての最大と最小を指定し、実行するプラットフォームに応じてコンポーネントのパフォーマンスを最適化します。
Pod のスケジューリング
Pod スケジュールは アフィニティー/非アフィニティールール を使用して、どのような状況で Pod がノードにスケジューリングされるかを決定します。

共通設定の YAML 例

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1
kind: KafkaConnect
metadata:
  name: my-cluster
spec:
  # ...
  bootstrapServers: my-cluster-kafka-bootstrap:9092
  resources:
    requests:
      cpu: 12
      memory: 64Gi
    limits:
      cpu: 12
      memory: 64Gi
  logging:
    type: inline
    loggers:
      connect.root.logger.level: "INFO"
  readinessProbe:
    initialDelaySeconds: 15
    timeoutSeconds: 5
  livenessProbe:
    initialDelaySeconds: 15
    timeoutSeconds: 5
  jvmOptions:
    "-Xmx": "2g"
    "-Xms": "2g"
  template:
    pod:
      affinity:
        nodeAffinity:
          requiredDuringSchedulingIgnoredDuringExecution:
            nodeSelectorTerms:
              - matchExpressions:
                  - key: node-type
                    operator: In
                    values:
                      - fast-network
  # ...
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