第6章 次のステップ
AMQ Broker をインストールし、デフォルト設定でスタンドアロンのブローカーを作成したら、メッセージング要件を満たすように設定し、メッセージングクライアントアプリケーションを接続して監視および管理できます。これらの目標を達成するのに役立つ追加のリソースがあります。
- ブローカーの設定
AMQ Broker の設定 を参照して、要件を満たすようにブローカーを設定します。以下を設定できます。
- クライアント接続を受け入れるブローカー
- アドレス空間 (ポイントツーポイントおよびパブリッシュサブスクライブメッセージングを含む)
- メッセージの永続性
- ブローカーのリソース消費 (リソース制限、メッセージのページング、大規模なメッセージのサポートを含む)
- 重複メッセージの検出
- ロギング
- ブローカーのセキュリティー保護
AMQ Broker の設定 を参照して、以下のメソッドのいずれかを実装してブローカーを保護します。
- ゲスト/匿名アクセスの制御
- 基本的なユーザーとパスワードによるアクセス制御
- 証明書ベースのアクセス制御
- LDAP インテグレーション
- Kerberos インテグレーション
- クラスター化および高可用性の設定
- AMQ Broker の設定 を参照して、さらにブローカーを追加してブローカークラスターを形成し、メッセージングのスループットを向上させます。また、メッセージングの信頼性を向上させるために、高可用性を設定することもできます。
- メッセージングクライアントアプリケーションの作成
- AMQ Clients Overview を使用して、AMQ クライアントについて理解すると共に、ブローカーに接続してメッセージを生成および使用するメッセージングクライアントアプリケーションの作成にどのように役立つのかを理解します。
- ブローカーの監視および管理
- AMQ Broker の管理 を参照して、ブローカーの実行後にこれを監視および管理します。