第9章 ロギング
ロギングはトラブルシューティングおよびデバッグで重要です。デフォルトでは、ロギングがオフになっています。ロギングを有効にするには、ログレベルを設定し、ログメッセージを受信する委譲関数を提供する必要があります。
9.1. ログ出力レベルの設定
ライブラリーはさまざまなレベルでログトレースを出力します。
- Error
- Warning
- Information
- Verbose
最も低いログレベルである Error は、エラーイベントのみを追跡し、最少限のログメッセージを生成します。それより高いログレベルには、下位のログレベルがすべて含まれ、大量のログメッセージを生成します。
// Enable Error logs only. Trace.TraceLevel = TraceLevel.Error
// Enable Verbose logs. This includes logs at all log levels. Trace.TraceLevel = TraceLevel.Verbose