2.5. 任意のビルドコマンド引数
-t
フラグは、自動化実行環境イメージに特定の名前を付けます。たとえば、以下のコマンドは my_first_ee_image
という名前のイメージを構築します。
$ ansible-builder build -t my_first_ee_image
複数の定義ファイルがある場合は、-f
フラグで、使用する定義ファイルを指定できます。
$ ansible-builder build -f another-definition-file.yml -t another_ee_image
上記の例 では、Ansible Builder が、デフォルトの execution-environment.yml
の代わりに another-definition-file.yml
ファイルで提供される仕様を使用して、another_ee_image
という名前の自動実行環境イメージを構築します。
build コマンドで使用できるその他の仕様とフラグについては、ansible-builder build --help
と入力して、追加オプションのリストを表示してください。