第1章 Red Hat Ansible Automation Platform のバックアップと復元


予期しないデータ損失やアプリケーションエラーから保護するには、Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントの定期的なバックアップを実行することが重要です。データ損失の防止に加えて、バックアップを使用すると、別のデプロイメント状態にフォールバックできます。

1.1. バックアップおよびリカバリーについて

Red Hat は、データの損失を防ぐために、Red Hat OpenShift Container Platform 環境で Red Hat Ansible Automation Platform のデプロイメントをバックアップすることが推奨されます。

Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントのバックアップリソースには、以下が含まれます。

  • Ansible Automation Platform カスタムリソースオブジェクトの spec セクションに含まれる特定の値のカスタムデプロイメント
  • postgresql データベースのバックアップ
  • secret_keyadmin_password、および broadcast_websocket シークレット
  • データベースの設定
注記

機密情報が含まれている可能性があるため、バックアップリソースを必ず保護してください。

1.1.1. バックアップの推奨事項

データ損失から復旧するには、定期的に Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントのバックアップリソースを計画して作成する必要があります。少なくとも、Red Hat は、以下の状況で Red Hat Ansible Automation Platform のデプロイメントをバックアップすることを推奨しています。

  • Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントをアップグレードする前
  • OpenShift クラスターをアップグレードする前
  • 1 週間に 1 回。これは、環境が自動アップグレード用に設定されている場合に特に重要です。
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