第7章 サービスネットワークの検証


Application Interconnect には、サービスネットワークで利用可能なすべてのサイトとサービスを報告できるコマンドが含まれています。

前提条件

  • 複数のサイトを持つサービスネットワーク

手順

  1. Kubernetes のコンテキストをサービスネットワーク上の namespace に設定します。
  2. 以下のコマンドを使用して、サービスネットワークのステータスを報告します。

    $ skupper network status
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    たとえば、以下は、Creating a service network with OpenShift チュートリアルで、west namespace から作成されたサービスネットワークの出力を示しています。

    Sites:
    ├─ [local] 4dba248 - west  
    1
    
    │  URL: 10.96.146.236 
    2
    
    │  name: west 
    3
    
    │  namespace: west
    │  version: 0.8.6 
    4
    
    │  ╰─ Services:
    │     ╰─ name: hello-world-backend 
    5
    
    │        address: hello-world-backend: 8080 
    6
    
    │        protocol: tcp 
    7
    
    ╰─ [remote] bca99d1 - east 
    8
    
       URL:
       name: east
       namespace: east
       sites linked to: 4dba248-west 
    9
    
       version: 0.8.6
       ╰─ Services:
          ╰─ name: hello-world-backend
             address: hello-world-backend: 8080
             protocol: tcp
             ╰─ Targets:
                ╰─ name: hello-world-backend-7dfb45b98d-mhskw 
    10
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    1
    現在のコンテキストに関連付けられたサイトの一意の識別子、つまり west namespace
    2
    サービスネットワークルーターの URL。これは他のサイトがこのサイトに接続するために必要なもので、コンソール URL とは異なります。コンソールの URL が必要な場合は、skupper status コマンドを使用して、その URL を表示します。
    3
    サイト名。デフォルトでは、skupper は 現在の namespace の名前を使用します。サイト名を指定する場合は、skupper init --site-name <site-name> を使用します。
    4
    サイトを実行している Application Interconnect のバージョン。サイトのバージョンは、現在の skupper CLI バージョンと異なる場合があります。サイトを CLI のバージョンに更新するには、skupper update を使用します。
    5
    サービスネットワーク上で公開されているサービスの名前。
    6
    サービスネットワーク上で公開されているサービスのアドレス。
    7
    サービスネットワーク上で公開されているサービスのプロトコル。
    8
    サービスネットワーク上のリモートサイトの一意の識別子。
    9
    リモートサイトがリンクしているサイト。
    10
    サービスネットワーク上で公開されるローカル Kubernetes オブジェクトの名前。この例では、hello-world-backend Pod になります。
    注記

    east サイトの URL は、そのサイトが以下のコマンドを使用して ingress なしで初期化されたため、値がありません。

    $ skupper init --ingress none
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