6.11. Jakarta EE の活用
バージョン 20 以降、Keycloak は Quarkus のみに依存します。WildFly とは異なり、Quarkus はアプリケーションサーバーではありません。詳細は、https://www.keycloak.org/migration/migrated-to-quarkus#_quarkus_is_not_an_application_server を参照してください。
したがって、以前のバージョンで Keycloak が WildFly 上で実行されていた場合のように、ユーザーストレージプロバイダーを Jakarta EE コンポーネント内にパッケージ化したり、EJB にしたりすることはできません。
プロバイダー実装は、前のセクションで説明したように、適切なユーザーストレージ SPI インターフェイスを実装するプレーンな Java オブジェクトである必要があります。また、この移行ガイドの説明に従ってパッケージ化してデプロイする必要があります。
次の例に示すように、JPA Entity Manager によって外部データベースを統合できるカスタム UserStorageProvider
クラスを引き続き実装できます。
CDI はサポートされていません。