5.6. Red Hat build of Keycloak JS アダプターを使用した Single Page Applications (SPA) の移行
Red Hat Single Sign-On 7.6 アダプターでセキュリティー保護されたアプリケーションを移行するには、より新しいバージョンのアダプターを提供する Red Hat build of Keycloak 24.0 にアップグレードします。使用方法に応じて、以下に説明する若干の変更が必要になります。
5.6.1. レガシー Promise API の削除
このリリースでは、Red Hat build of Keycloak JS アダプターからレガシー Promise API メソッドが削除されました。そのため、アダプターから返された Promise で .success()
および .error()
を呼び出すことができなくなりました。
5.6.2. 新しい Operator を使用してインスタンス化する必要性
以前のリリースでは、Red Hat build of Keycloak JS アダプターを新しい Operator を使用せずに構築すると、非推奨の警告がログに記録されていました。このリリース以降、これを行うと代わりに例外が出力されます。この変更は、JavaScript クラス の想定される動作との整合性を確保し、将来的にアダプターのさらなるリファクタリングを可能にするためのものです。
Red Hat Single Sign-On 7.6 アダプターでセキュリティー保護されたアプリケーションを移行するには、より新しいバージョンのアダプターを提供する Red Hat build of Keycloak 24.0 にアップグレードします。