2.2. Red Hat build of MicroShift リポジトリーの Image Builder への追加


次の手順を使用して、ビルドホスト上の Image Builder に Red Hat build of MicroShift リポジトリーを追加します。

前提条件

  • ビルドホストが Image Builder のシステム要件を満たしている。
  • Image Builder と composer-cli ツールをインストールしてセットアップしている。
  • ビルドホストへの root ユーザーアクセス権がある。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、ビルドホストで Red Hat build of MicroShift RPM リポジトリーを有効にします。

    $ sudo subscription-manager repos
        --enable rhocp-4.12-for-rhel-8-$(uname -i)-rpms
        --enable fast-datapath-for-rhel-8-$(uname -i)-rpms
  2. 次のコマンドを実行して、reposync ツールと createrepo ツールをインストールします。

    $ sudo yum install -y yum-utils createrepo
  3. 次のコマンドを実行して、Red Hat build of MicroShift RPM パッケージをビルドホストと同期します。

    $ sudo reposync --arch=$(uname -i) --arch=noarch --gpgcheck \
        --download-path /var/repos/microshift-local \
        --repo=rhocp-4.12-for-rhel-8-$(uname -i)-rpms \
        --repo=fast-datapath-for-rhel-8-$(uname -i)-rpms
  4. 次のコマンドを実行して、競合を避けるために coreos パッケージを削除します。

    $ sudo find ${REPO_PATH}/microshift-local -name \*coreos\* -exec rm -f {} \;
  5. 次のコマンドを実行して、ローカル RPM リポジトリーを作成します。

    $ sudo createrepo ${REPO_PATH}/microshift-local
  6. 次のコマンドを実行して、このリポジトリーの Image Builder ソースファイルを作成します。

    $ sudo tee ${REPO_PATH}/microshift-local/microshift.toml > /dev/null <<EOF
    id = "microshift-local"
    name = "MicroShift local repo"
    type = "yum-baseurl"
    url = "file:///${REPO_PATH}/microshift-local/"
    check_gpg = false
    check_ssl = false
    system = false
    EOF
  7. 次のコマンドを実行して、このソースファイルを Image Builder に追加します。

    $ sudo composer-cli sources add ${REPO_PATH}/microshift-local/microshift.toml

2.2.1. Red Hat build of MicroShift サービスの追加

Red Hat build of MicroShift RPM パッケージをブループリントに追加し、Red Hat build of MicroShift サービスが Red Hat build of MicroShift を使用して RHEL for Edge イメージをビルドできるようにします。

Image Builder の設計図の例

name = "minimal-microshift"

description = ""
version = "0.0.1"
modules = []
groups = []

[[packages]]
name = "microshift"
version = "4.12.0-1"

[customizations.services]
enabled = ["microshift"]

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