2.2. ローカルアクセスの kubeconfig ファイル
ローカルアクセスの kubeconfig
ファイルは /var/lib/microshift/resources/kubeadmin/kubeconfig
に書き込まれます。この kubeconfig
ファイルは、localhost
を使用した API サーバーへのアクセスを提供します。クラスターをローカルに接続する場合は、このファイルを選択します。
ローカルアクセス用の kubeconfig
の内容例
clusters: - cluster: certificate-authority-data: <base64 CA> server: https://localhost:6443
localhost
の kubeconfig
ファイルは、同じホストから API サーバーに接続するクライアントからのみ使用できます。ファイル内の証明書はリモート接続では機能しません。
2.2.1. Red Hat build of MicroShift クラスターにローカルでアクセス
以下の手順に従って、kubeconfig
ファイルを使用して Red Hat build of MicroShift クラスターをローカルでアクセスします。
前提条件
-
oc
バイナリーがインストールされている。
手順
オプション: RHEL マシンに
~/.kube/
フォルダーがない場合に作成するには、次のコマンドを実行します。$ mkdir -p ~/.kube/
次のコマンドを実行して、生成されたローカルアクセス
kubeconfig
ファイルを~/.kube/
ディレクトリーにコピーします。$ sudo cat /var/lib/microshift/resources/kubeadmin/kubeconfig > ~/.kube/config
次のコマンドを実行して、
~/.kube/config
ファイルの権限を更新します。$ chmod go-r ~/.kube/config
検証
次のコマンドを実行して、Red Hat build of MicroShift が実行していることを確認します。
$ oc get all -A