1.4. バグ修正


インストール

  • 以前は、microshift-release-info RPM は microshift RPM に依存していました。このリリースでは、イメージのビルドに使用するために、microshift-release-info RPM を個別にダウンロードしてインストールできます。(OCPBUGS-22854)
  • 以前のリリースでは、Greenboot ヘルスチェックスクリプトは、journald で取得されなかった一部のチェックの出力を表示していたため、journalctl -u greenboot-healthcheck コマンドの実行時にログエントリーが欠落していました。このリリースでは、Greenboot ヘルスチェックによるログの生成が修正され、すべての出力が systemd ユニットにリンクされ、簡単に読み取れるようになりました。(OCPBUGS-20037)
  • 以前のリリースでは、CRI-O サービスが存在しないか実行されていない場合、MicroShift クリーンアップスクリプトは失敗しました。これにより、MicroShift とその依存関係が完全にアンインストールできなくなりました。また、起動されていない microshift RPM が新しくインストールされているシステムでは、クリーンアップスクリプトが実行できなくなりました。このリリースのMicroShift クリーンアップスクリプトは、サービスが実行されていない場合は CRI-O ステップをスキップし、そのステータスを報告して、クリーンアップアクティビティーを続行します。(OCPBUGS-22936)
  • 以前のリリースは、ボリュームグループ (VG) が存在しないことが原因で論理ボリュームマネージャーストレージ (LVMS) コンポーネントが無効になっている場合、Greenboot ヘルスチェックは RED ステータスを報告していました。MicroShift にはボリュームグループが必要ないため、ヘルスチェックでは VG がなくても GREEN が報告されるはずです。LVMS が無効化されると、Greenboot ヘルスチェックは openshift-storage namespace のチェックを省略し、GREEN ステータスを報告するようになりました。(OCPBUGS-25689)

ネットワーク

  • AdvertiseAddress に IP アドレスを設定する場合は、ネットワークインターフェイスも設定する必要があります。以前のリリースでは、MicroShift config.yamladvertiseAddress をデフォルトで設定されるはずの IP アドレスの値に手動で設定するが、ホストの br-ex ネットワークブリッジに同じ IP アドレスを手動で設定氏なかった場合に、ovnkube-master pod の ovnkube-master コンテナーがクラッシュしました。今回のリリースでは、MicroShift サービスは、config.yamlAdvertiseAddress が設定されているかどうか、および同じ IP アドレスが設定されているインターフェイスがあるかどうかを検証します。2 つの設定が同じでない場合、MicroShift は Advertise address: %s not present in any interface, advertiseAddress などのエラーを出力し、失敗します。これは、システムを起動する前に適切な設定を確保するのに役立ちます。(OCPBUGS-27398)

サポート

  • 以前は、sos レポートはジャーナルログを別のファイルに作成していたため、MicroShift と Greenboot ヘルスチェックを関連付けることが困難でした。MicroShift sos ツールには、同じログに集約されたビューを含む完全なシステムジャーナルが含まれるようになりました。今回の更新により、有効なすべてのプラグインと、さまざまなコンポーネントやアプリケーションからのデータを示す詳細レポートを含む 1 つのログを確認できるようになります。(OCPBUGS-19567)
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