第1章 Red Hat build of MicroShift 4.15 リリースノート
Red Hat build of MicroShift (MicroShift) は、開発者と IT 組織にスモールフォームファクターとエッジコンピューティングを提供します。これは、お客様がエッジで管理されている Red Hat Enterprise Linux (RHEL) デバイスの上にデプロイできるアプリケーションとして提供されます。OpenShift Container Platform と Kubernetes 上に構築された MicroShift は、リソースの少ないエッジ環境でシングルノードクラスターを効率的に運用する方法を提供します。
MicroShift は、コントロールプレーンの再起動を経済的に行い、オペレーティングシステムによって単一のユニットとしてライフサイクル管理されるように設計されています。更新、ロールバック、および設定の変更は、別のバージョンを並行してステージングし、ネットワークに依存せずに、そのバージョンとの間で切り替えて再起動するだけで構成されます。
1.1. このリリースについて
Red Hat build of MicroShift のバージョン 4.15 には、新機能と機能拡張が含まれています。MicroShift は、MicroShift 4.14 で一般提供されました。最新の機能、バグ修正、セキュリティー更新をすべて入手するには、MicroShift の最新バージョンに更新してください。このリリースでは、Kubernetes 1.28 と CRI-O コンテナーランタイムを使用します。このトピックには、MicroShift に関連する新機能、変更点、および既知の問題が含まれています。
MicroShift クラスターは、オンプレミス、クラウド、または非接続環境のいずれかにデプロイできます。
MicroShift 4.15 は、Red Hat Enterprise Linux for Edge (RHEL for Edge) および Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.2 および 9.3 でサポートされています。
ライフサイクルの詳細は、Red Hat build of MicroShift ライフサイクルポリシー を参照してください。