第4章 IPv6 シングルまたはデュアルスタックネットワークの設定
シングルスタックまたはデュアルスタックネットワークモードのいずれかで、IPv6 ネットワークプロトコルを使用できます。
4.1. MicroShift を使用した IPv6 ネットワーク リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MicroShift サービスのデフォルトは、ノード全体で IPv4 アドレスファミリーです。ただし、サポート対象のプラットフォームでは、IPv6 シングルスタックおよび IPv4/IPv6 デュアルスタックネットワークを利用できます。
- MicroShift 設定ファイルで IPv6 の値を設定してサービスを再起動すると、OVN-Kubernetes ネットワークプラグインによって管理される設定が自動的に更新されます。
- デュアルスタックネットワークへの移行後に、新規および既存の Pod の両方でデュアルスタックネットワークが有効化されます。
- コントロールプレーンおよびその他のサービスなど、ノード全体の IPv6 アクセスが必要な場合は、以下の設定例を使用します。MicroShift Multus Container Network Interface (CNI) プラグインは、Pod の IPv6 を有効化できます。
- デュアルスタックネットワークの場合、各 MicroShift ノードネットワークとサービスネットワークは、ノードとサービスネットワーク設定パラメーターで最大 2 つの値をサポートします。
MicroShift を初めて起動する前に IPv6 を計画します。デフォルトのシングルスタックネットワークからデュアルスタックネットワークにノードを移行する場合以外は、ノードの別の IP ファミリーへの切り替えはサポートされていません。
IPv6 シングルスタックまたは IPv4/IPv6 デュアルスタックのいずれかのネットワークを設定する場合は、アプリケーション Pod とサービスを再起動する必要があります。再起動しない場合、Pod とサービスはデフォルトの IP ファミリーで設定されたままとなります。