2.5. yum を使用した RHEL への Red Hat build of OpenJDK のメジャーバージョンの複数インストール


システムパッケージマネージャー yum を使用して、Red Hat build of OpenJDK の複数バージョンをインストールできます。

前提条件

  • インストールする Red Hat build of OpenJDK を提供するリポジトリーへのアクセスを提供するアクティブなサブスクリプションを持つ Red Hat Subscription Manager (RHSM) アカウント。
  • システムに対する root 権限がある。

手順

  1. 以下の yum コマンドを実行してパッケージをインストールします。

    Red Hat build of OpenJDK 17

    $ sudo yum install java-17-openjdk

    Red Hat build of OpenJDK 8

    $ sudo yum install java-11-openjdk

    Red Hat build of OpenJDK 8

    $ sudo yum install java-1.8.0-openjdk
  2. インストール後に、利用可能な Java バージョンを確認します。

    $ sudo yum list installed "java*"
    
    Installed Packages
    
    java-1.8.0-openjdk.x86_64   1:1.8.0.322.b06-2.el8_5    @rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms
    java-11-openjdk.x86_64    1:11.0.14.0.9-2.el8_5    @rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms
    java-17-openjdk.x86_64    1:17.0.2.0.8-4.el8_5    @rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms
  3. 現在の Java バージョンを確認します。

    $ java -version
    
    openjdk version "11.0.14" 2022-01-18 LTS
    OpenJDK Runtime Environment 18.9 (build 11.0.14+9-LTS)
    OpenJDK 64-Bit Server VM 18.9 (build 11.0.14+9-LTS, mixed mode, sharing)
    注記

    直前のコマンドの出力で、システムで Red Hat build of OpenJDK の別のメジャーバージョンがチェックアウトされていることが分かった場合には、CLI で以下のコマンドを入力して、システムを Red Hat build of OpenJDK 17 を使用するように切り替えることができます。

    $ sudo update-alternatives --config 'java'

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