1.11. アプリケーションのテスト
開発モードでアプリケーションをテストする手順は、前述の 開発モードでのアプリケーションの実行 セクションを参照してください。
curl
を使用して、JVM またはネイティブモードで実行されているアプリケーションをテストできます。
アクセストークンの取得
アプリケーションはベアラートークン認可を使用します。リソースにアクセスするには、まず Keycloak サーバーからアクセストークンを取得します。
quarkus.oidc.authentication.user-info-required
プロパティーが true
に設定されている場合、アプリケーションで UserInfo
をリクエストするにはアクセストークンの使用が必須となります。その場合、トークン付与リクエストに scope=openid
クエリーパラメーターを追加する必要があります。以下に例を示します。
上記の例では、ユーザー alice
のアクセストークンを取得します。
/api/users/me
エンドポイントへのアクセス
有効なアクセストークンを持つすべてのユーザーは、ユーザーの詳細を含む JSON ペイロードを返す http://localhost:8080/api/users/me
エンドポイントにアクセスできます。
curl -v -X GET \ http://localhost:8080/api/users/me \ -H "Authorization: Bearer "$access_token
curl -v -X GET \
http://localhost:8080/api/users/me \
-H "Authorization: Bearer "$access_token
/api/admin
エンドポイントへのアクセス
http://localhost:8080/api/admin
エンドポイントは、admin
ロールを持つユーザーに制限されています。以前発行されたアクセストークンを使用してこのエンドポイントにアクセスしようとすると、サーバーは 403 Forbidden
応答を返します。
curl -v -X GET \ http://localhost:8080/api/admin \ -H "Authorization: Bearer "$access_token
curl -v -X GET \
http://localhost:8080/api/admin \
-H "Authorization: Bearer "$access_token
管理者アクセストークンの取得
管理エンドポイントにアクセスするには、admin
ユーザーのアクセストークンを取得します。