第3章 耐久性のあるデータプールと耐久性のないデータプール
耐久性のあるプールと耐久性のなるプールとは何ですか?
耐久性のあるデータプールにより、データの複製やエンコードが可能になります。
耐久性のないデータプールでは、データの複製やエンコードができません。
耐久性のないプールは、replica1
とも呼ばれ、データ損失から保護されません。耐久性のないデータプールを持つ小規模クラスターは独自のレプリケーションを実行し、独自のレプリケーションを実行するため Red Hat Ceph Storage からのレプリケーションを必要としません。
データプールを使用したクラスターの使用率
設定が小さくなると、耐久性が失われるため、クラスターの使用率が低下します。回復はホストの使用率によって制限され、実稼働環境の 1 秒あたりの入出力操作数 (IOPS) に影響を与える可能性があります。1 つのノードに障害が発生した場合は、3 番目のノードを追加してホストの使用率を制限し、Red Hat Ceph Storage を完全なレプリケーションに回復できます。