2.2. RHEL での OpenJDK のインストール
RHEL に OpenJDK 11 をインストールする方法を説明します。
前提条件
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root
アクセス サブスクリプションがアタッチされた登録済みのシステム。
詳細は『システム登録およびサブスクリプション管理 』を参照してください。
手順
OpenJDK RPM をインストールするには、以下のコマンドを実行します。
# yum install java-11-openjdk-devel
任意で、java-11-openjdk-src および java-11-openjdk-demo パッケージをインストールできます。Java-11-openjdk-src パッケージには、IDE インデクサーおよびデバッガーと使用できる OpenJDK 11 クラスライブラリーのソースコードがすべて含まれています。java-11-openjdk-demo パッケージには、OpenJDK の Java ランタイム (デモおよび例) が含まれます。
java-11-openjdk-demo および java-11-openjdk-src をインストールするには、以下を実行します。
# yum install java-11-openjdk-src java-11-openjdk-demo
トラブルシューティング
OpenShift クラスターへのログイン試行時に以下のエラーメッセージが発生した場合は、Java が TLSv1.2 を使用するように設定します。この問題は、Java 11.0.7 および OpenShift クラスター 4.4.0 以降よりも前の Java JDK バージョンでのみ発生します。
Unable to execute request to request url https://<openshift-cluster-oauth-authorization-server>
TLSv1.2 を使用するよう Java を設定するには、以下を行います。
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CodeReady Studio
インストールディレクトリー内のstudio
ディレクトリーにあるfilecodereadystudio.ini
を開きます。 -vmargs
セクションに以下の行を追加します。`-Djdk.tls.client.protocols=TLSv1.2`
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CodeReady Studio
2.2.1. 関連情報
- RHEL8 に並行してインストールされた 2 つの OpenJDK メジャーバージョンのインストール方法、実行方法、切り替え方法は、「How to install Java 8 and 11 on Red Hat Enterprise Linux 8」を参照してください。