5.2. 解決済みの問題
- BZ-1213749 - Camel throwing java.lang.LinkageError for Remote Query when running in EAP (EAP での実行時に Camel がリモートクエリーに対して java.lang.LinkageError をスローする)
- リモートクエリー機能が EAP の
camel-jbossdatagrid
コンポーネントを介して使用され、EAP 向け JDG モジュールがインストールされている場合は、アプリケーションがjava.lang.LinkageError
をスローし、リモートクエリー機能は正常に動作しません。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。 - BZ-1206590 - Nearcache broken after SocketTimeoutException (SocketTimeoutException の発生後に Nearcache が破損する)
- ニアキャッシュがしばらくリモートイベントを受け取らない場合 (クラスターが非アクティブな場合やクライアントが新しいデータをロードしない場合など) は、リモート JDG サーバーに対する接続が失敗し、
java.net.SocketTimeoutException
が発生します。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。 - BZ-1198267 - Transaction is recommitted by joining node during merge (トランザクションがマージ中に参加ノードによって再コミットされる)
- 以前のビューの一部ではなかったノード (たとえば、ネットワーク分割が原因) がクラスターに参加した場合は、以前のメッセージ (JGroup の NAKACK) の再送信が要求されることがあります。これらのメッセージの一部が、他のノードですでに完了したトランザクションの準備コマンドであるときは、トランザクションを準備し、参加ノードでもう一度コミットできます。これにより、影響を受けたエントリーが元のビューからノードで変更された場合に、クラスター全体で値が不整合になることがあります。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。
- BZ-1217480 - Camel-jbossdatagrid has a dependency on infinispan-core when only remote cache is in use (リモートキャッシュのみが使用中の場合、Camel-jbossdatagrid には infinispan-core に対する依存関係がある)
- リモートキャッシュが使用される場合は、
camel-jbossdatagrid
コンポーネントに組み込みキャッシュ依存関係が必要です。必要な依存関係は、infinispan-embedded.jar
とinfinispan-remote.jar
です。同じ問題は、組み込みキャッシュのみを使用する場合にも存在します。これは、infinispan-embedded.jar
とともにinfinispan-remote.jar
依存関係が必要であるためです。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。 - BZ-1198971 - JSR-107 Make sure HotRod implementation passes all TCK tests (JSR-107 により、HotRod 実装がすべての TCK テストに合格する)
- TCK テストスイートに合格することは、JCache 仕様に準拠する最終的な基準です。HotRod 実装では、一部のテストにまだ合格していません (つまり、機能はまだ提供されていません)。これらは、現時点で正常な機能を保証できない JMX 統計、有効期限、およびリスナーに関係します。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。
- BZ-1210313 - JDG Maven dependencies require EAP maven repo (JDG Maven 依存関係には EAP maven repo が必要)
- 新しい Maven リポジトリーである
jboss-datagrid-$RELEASE-maven-repository-full.zip
が zip ファイルで提供されています。ただし、このリポジトリーには必要な依存関係がありません。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。 - BZ-1217380 - Deadlock on GlobalComponentRegistry when starting a cluster (クラスターの起動時に GlobalComponentRegistry のデッドロックが発生する)
- 複数のノードがあるクラスターを同時に起動すると、GlobalComponentRegistry のデッドロックが発生し、ノードを完全に起動できないことがあります。この問題は、Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 では解決されています。
- BZ-1224770 - Error being logged even if Backup Failure policy is set to IGNORE (バックアップ障害ポリシーが IGNORE に設定されている場合でも、エラーがログに記録される)
- データセンターレプリケーションが設定され、バックエンドノードがダウンしている場合は、以下のようなメッセージがログに記録されます。
11:50:37,455 ERROR [org.jgroups.protocols.relay.RELAY2] (OOB-15,shared=udp) node-1/PRIMARY: no route to DR: dropping message
ただし、これらのエラーメッセージは failure-policy がIGNORE
に設定されている場合でもログに記録されます。これらのメッセージは、クラスターがバックアップノードと通信できないことを示し、クラスター自身に喫緊の問題があることを示しません。Red Hat JBoss Data Grid 6.5.0 ではバックアップ障害ポリシーが保持されています。この問題を解決するには、リモートバックアップがオンラインであり、通信エラーがないようにしてください。