第9章 Prometheus を使用した Data Grid の監視
Data Grid は、統計とイベントを Prometheus に提供するメトリックエンドポイントを公開します。
9.1. Prometheus の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Prometheus を設定して、Data Grid クラスターとの間で認証および監視できるようにします。
前提条件
- Prometheus Operator をインストールします。
- 実行中の Prometheus インスタンスを作成します。
手順
認証シークレットを Prometheus namespace に追加します。
このシークレットにより、Prometheus は Data Grid クラスターで認証できます。Data Grid 認証情報は、Data Grid Operator namespace の認証シークレットで確認できます。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Data Grid クラスターを監視するように Prometheus を設定するサービスモニターインスタンスを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- サービスモニターに名前を付けます。
- 2
- Prometheus namespace を指定します。
- 3
- Data Grid クレデンシャルを持つ認証シークレットの名前を指定します。
- 4
- Data Grid クレデンシャルを持つ認証シークレットの名前を指定します。
- 5
- Data Grid エンドポイントが暗号化を使用することを指定します。TLS を使用しない場合は、
spec.endpoints.scheme
を削除します。 - 6
- Data Grid 暗号化の TLS 証明書の共通名 (CN) を指定します。OpenShift サービス証明書を使用する場合、CN は Data Grid クラスターの
metadata.name
リソースと一致します。TLS を使用しない場合は、spec.endpoints.tlsConfig
を削除します。 - 7
- Data Grid Operator namespace を指定します。
- 8
- Data Grid クラスターの名前を指定します。