第5章 コンテナー仕様の調整
CPU およびメモリーリソースを割り当て、JVM オプションを指定し、Data Grid ノードのストレージを設定できます。
5.1. JVM、CPU、およびメモリーリソース
spec: ... container: extraJvmOpts: "-XX:NativeMemoryTracking=summary" 1 cpu: "1000m" 2 memory: 1Gi 3
Data Grid Operator が Data Grid クラスターを作成すると、spec.container.cpu
および spec.container.memory
を使用して以下を行います。
-
OpenShift に Data Grid ノードを実行するのに十分な容量があることを確認します。デフォルトでは、Data Grid Operator は OpenShift スケジューラーから 512Mi の
memory
と、0.5 のCPU
を要求します。 -
ノードリソースの使用を制限します。Data Grid Operator は、
cpu
およびmemory
の値をリソース制限として設定します。
ガベージコレクションのロギング
デフォルトでは、Data Grid Operator はガベージコレクション (GC) メッセージをログに記録しません。必要に応じて、以下の JVM オプションを追加して、GC メッセージを stdout に転送することができます。
extraJvmOpts: "-Xlog:gc*:stdout:time,level,tags"