1.2. キャッシュマネージャー
Data Grid は、ローカルまたはクラスター化されたキャッシュを作成、変更、および管理できる CacheManager
インターフェイスを提供します。キャッシュマネージャーは、Data Grid キャッシュを使用する際の開始点です。
CacheManager
実装には 2 種類あります。
EmbeddedCacheManager
- クライアントアプリケーションと同じ Java Virtual Machine (JVM) 内で Data Grid を実行する場合のキャッシュのエントリーポイント (ライブラリーモードとも呼ばれます)。
RemoteCacheManager
-
Data Grid を独自の JVM でリモートサーバーとして実行する際のキャッシュのエントリーポイント。実行を開始すると、
RemoteCacheManager
は Data Grid サーバーの Hot Rod エンドポイントへの永続的な TCP 接続を確立します。
注記
埋め込みおよびリモートの CacheManager
実装は、一部のメソッドとプロパティーを共有します。ただし、セマンティックの違いは EmbeddedCacheManager
と RemoteCacheManager
の間に存在します。