6.2. Data Grid メトリクスの設定
Data Grid を設定して、metrics
エンドポイント経由でゲージとヒストグラムをエクスポートします。
手順
-
必要に応じて、
metrics
設定でゲージとヒストグラムをオンまたはオフにします。
宣言型
<!-- Computes and collects statistics for the Cache Manager. --> <cache-container statistics="true"> <!-- Exports collected statistics as gauge and histogram metrics. --> <metrics gauges="true" histograms="true" /> </cache-container>
プログラマティック
GlobalConfiguration globalConfig = new GlobalConfigurationBuilder() //Computes and collects statistics for the Cache Manager. .statistics().enable() //Exports collected statistics as gauge and histogram metrics. .metrics().gauges(true).histograms(true) .build();
6.2.1. Data Grid メトリックス
Data Grid は Eclipse MicroProfile Metrics API と互換性があり、ゲージおよびヒストグラムメトリクスを生成することができます。
-
Data Grid メトリクスは、
vendor
スコープで提供されます。JVM に関連するメトリクスは、Data Grid サーバーのbase
スコープで提供されます。 - ゲージは、書き込み操作または JVM アップタイムの平均数 (ナノ秒) などの値を指定します。ゲージはデフォルトで有効になっています。統計を有効にすると、Data Grid はゲージを自動的に生成します。
- ヒストグラムは、読み取り、書き込み、削除の時間などの操作実行時間の詳細を提供します。Data Grid では追加の計算が必要になるため、デフォルトではヒストグラムは有効になりません。