7.4. JCache キャッシングアノテーション
JCache アーティファクトがクラスパスにある場合、以下の JCache キャッシングアノテーションを CDI 管理 Bean で使用できます。
@CacheResult
- メソッド呼び出しの結果をキャッシュします。
@CachePut
- メソッドパラメーターをキャッシュします。
@CacheRemoveEntry
- キャッシュからエントリーを削除します。
@CacheRemoveAll
- キャッシュからすべてのエントリーを削除します。
Target type: これらの JCache キャッシングアノテーションはメソッドでのみ使用できます。
JCache キャッシュアノテーションを使用するには、アプリケーションの beans.xml
ファイルでインターセプターを宣言します。
管理対象環境 (アプリケーションサーバー)
管理対象外環境 (スタンドアロン)
JCache キャッシングアノテーションの例
以下の例は、@CacheResult
アノテーションが GreetingService.greet()
メソッドの結果をキャッシュする方法を示しています。
JCache アノテーションを使用すると、デフォルトのキャッシュは、アノテーションが付けられたメソッドの完全修飾名をパラメータータイプで使用します。例を以下に示します。org.infinispan.example.GreetingService.greet(java.lang.String)
デフォルト以外のキャッシュを使用するには、以下の例のように、cacheName
属性を使用してキャッシュ名を指定します。
@CacheResult(cacheName = "greeting-cache")
@CacheResult(cacheName = "greeting-cache")