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4.2. 組み込みキャッシュを使用したオンデマンドのデータ変換

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組み込みキャッシュには、application/x-java-object のデフォルトのリクエストエンコーディングと、キャッシュに設定したメディアタイプに対応するストレージエンコーディングがあります。つまり、Data Grid はアプリケーションからの POJO をキャッシュのストレージエンコーディングにマーシャルし、POJO をアプリケーションに返します。複雑なシナリオによっては、AdvancedCache API を使用して POJO との間のデフォルト変換を他のエンコーディングに変更できます。

以下の例では、withMediaType() メソッドを使用して、オンデマンドで application/json として値を返します。

MediaType を使用した高度なキャッシュ

DefaultCacheManager cacheManager = new DefaultCacheManager();

// Encode keys and values as Protobuf
ConfigurationBuilder cfg = new ConfigurationBuilder();
cfg.encoding().key().mediaType("application/x-protostream");
cfg.encoding().value().mediaType("application/x-protostream");

cacheManager.defineConfiguration("mycache", cfg.build());

Cache<Integer, Person> cache = cacheManager.getCache("mycache");

cache.put(1, new Person("John","Doe"));

// Use Protobuf for keys and JSON for values
Cache<Integer, byte[]> jsonValuesCache = (Cache<Integer, byte[]>) cache.getAdvancedCache().withMediaType("application/x-protostream", "application/json");

byte[] json = jsonValuesCache.get(1);

JSON 形式で返される値

{
   "_type":"org.infinispan.sample.Person",
   "name":"John",
   "surname":"Doe"
}

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