2.5. Data Grid サーバーの操作


Data Grid サーバーインスタンスを監視および管理します。

2.5.1. 基本的なサーバー情報の取得

GET リクエストを使用して Data Grid サーバーに関する基本情報を表示します。

GET /rest/v2/server
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Data Grid は、次の例のように、サーバー名、コードネーム、およびバージョンを JSON 形式で応答します。

{
  "version":"Infinispan 'Codename' xx.x.x.Final"
}
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2.5.2. キャッシュマネージャーの取得

GET リクエストで Data Grid サーバーの Cache Manager のリストを取得します。

GET /rest/v2/server/cache-managers
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Data Grid は、サーバー用に設定された Cache Manager 名の配列で応答します。

注記

Data Grid は現在、サーバーごとに 1 つの Cache Manager のみをサポートしています。

2.5.3. 無視リストへのキャッシュの追加

特定のキャッシュをクライアントの要求から一時的に除外するように Data Grid を設定します。Cache Manager 名とキャッシュの名前を含む POST リクエストを送信します。

POST /rest/v2/server/ignored-caches/{cache-manager}/{cache}
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Data Grid は、キャッシュが無視リストに正常に追加された場合は 204 (No Content)、キャッシュや Cache Manager が見つからない場合は 404 (Not Found) で応答します。

注記

Data Grid は現在、サーバーごとに 1 つの Cache Manager のみをサポートしています。将来の互換性のために、リクエストで Cache Manager 名を指定する必要があります。

2.5.4. 無視リストからのキャッシュの削除

DELETE リクエストでキャッシュを無視リストから削除します。

DELETE /rest/v2/server/ignored-caches/{cache-manager}/{cache}
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Data Grid は、キャッシュが無視リストから正常に削除された場合は 204 (No Content)、キャッシュや Cache Manager が見つからない場合は 404 (Not Found) で応答します。

2.5.5. 無視されたキャッシュの確認

GET リクエストでキャッシュが無視されることを確認します。

GET /rest/v2/server/ignored-caches/{cache-manager}
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2.5.6. サーバー設定の取得

GET リクエストで Data Grid サーバーの設定を取得します。

GET /rest/v2/server/config
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Data Grid は、以下のように JSON 形式で設定を応答します。

{
    "server":{
        "interfaces":{
            "interface":{
                "name":"public",
                "inet-address":{
                    "value":"127.0.0.1"
                }
            }
        },
        "socket-bindings":{
            "port-offset":0,
            "default-interface":"public",
            "socket-binding":[
                {
                    "name":"memcached",
                    "port":11221,
                    "interface":"memcached"
                }
            ]
        },
        "security":{
            "security-realms":{
                "security-realm":{
                    "name":"default"
                }
            }
        },
        "endpoints":{
            "socket-binding":"default",
            "security-realm":"default",
            "hotrod-connector":{
                "name":"hotrod"
            },
            "rest-connector":{
                "name":"rest"
            }
        }
    }
}
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2.5.7. 環境変数の取得

GET リクエストで Data Grid サーバーのすべての環境変数を取得します。

GET /rest/v2/server/env
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2.5.8. JVM メモリーの詳細の取得

GET リクエストで Data Grid サーバーの JVM メモリー使用量情報を取得します。

GET /rest/v2/server/memory
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Data Grid は、ヒープと非ヒープのメモリー統計、直接のメモリー使用量、メモリープールとガベージコレクションに関する情報を JSON 形式で応答します。

2.5.9. JVM ヒープダンプの取得

POST 要求で Data Grid サーバーの JVM ヒープダンプを生成します。

POST /rest/v2/server/memory?action=heap-dump[&live=true|false]
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Data Grid は、サーバーのデータディレクトリーに HPROF 形式のヒープダンプファイルを生成し、JSON 形式のファイルのフルパスで応答します。

2.5.10. JVM スレッドダンプの取得

GET リクエストで、JVM の現在のスレッドダンプを取得します。

GET /rest/v2/server/threads
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Data Grid は現在のスレッドダンプを text/plain 形式で応答します。

2.5.11. Data Grid Server の診断レポートの取得

GET リクエストで Data Grid サーバーの集約されたレポートを取得します。

GET /rest/v2/server/report
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Data Grid は、Data Grid サーバーとホストの両方に関する診断情報を含む集約されたレポートを含む tar.gz アーカイブで応答します。レポートは、設定ファイルやログファイルに加えて、CPU、メモリー、オープンファイル、ネットワークソケットとルーティング、スレッドに関する詳細を提供します。

2.5.12. Data Grid サーバーの停止

POST リクエストで Data Grid サーバーを停止する。

POST /rest/v2/server?action=stop
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Data Grid は 204 (No Content) と応答し、実行を停止します。

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