3.3. 有効期限の設定
有効期限は、ライフスパンまたは最大アイドル時間に基づいてキャッシュからエントリーを削除します。
設定を Data Grid 7.x から 8 に移行する場合、有効期限のために行う必要のある変更はありません。設定は同じままです。
ライフスパンの満了
<expiration lifespan="1000" />
最大アイドル有効期限
<expiration max-idle="1000" interval="120000" />
Data Grid 7.2 以前の場合、クラスター化されたキャッシュで max-idle
を使用すると、技術的な制限があり、パフォーマンスが低下しました。
Data Grid 7.3 以降、クライアントが max-idle
有効期限値を持つエントリーを読み取ると、Data Grid はクラスター化されたキャッシュ内のすべての所有者にタッチコマンドを送信します。これにより、エントリーの相対アクセス時間がクラスター全体で同じになります。
Data Grid 8 は、クラスター間で max-idle
の有効期限について同じタッチコマンドを送信します。ただし、max-idle
の使用を開始する前に、考慮すべき技術的な考慮事項がいくつかあります。有効期限の仕組みの詳細と、タッチコマンドがクラスター化されたキャッシュのパフォーマンスにどのように影響するかを確認するには、Configuring Data Grid caches を参照してください。