4.3. Oracle WebLogic Server へのシステムプロパティーの設定


Decision Server をデプロイする前に、Oracle WebLogic Server に、本セクションに記載するシステムプロパティーを設定します。

手順

  1. Java Virtual Machine (JVM) のメモリーサイズを増やすには、以下のシステムプロパティーを設定します。

    USER_MEM_ARGS=-Xms512m -Xmx1024m

    JVM メモリーサイズを増やさないと、Decision Server のデプロイ時に Oracle WebLogic Server がフリーズするか、エラーが発生します。

  2. Oracle WebLogic Server インスタンスに、以下の Decision Server システムプロパティーを指定します。

    表4.3 Decision Server のシステムプロパティー
    名前説明

    kie.server.jms.queues.response

    jms/queue/KIE.SERVER.RESPONSE

    Decision Server が使用する応答用の JMS キューの JNDI 名。

    org.kie.server.domain

    OracleDefaultLoginConfiguration

    JMS の使用時にユーザーの認証に使用される JAAS LoginContext ドメイン。

    org.jbpm.server.ext.disabled

    true

    RHDM でサポートされていない Business Central の機能を無効にします。設定されていない場合は、Decision Server は機能しますが、起動時にエラーメッセージを表示します。

    org.jbpm.ui.server.ext.disabled

    true

    RHDM でサポートされていない Business Central の機能を無効にします。設定されていない場合は、Decision Server は機能しますが、起動時にエラーメッセージを表示します。

    org.jbpm.case.server.ext.disabled

    true

    RHDM でサポートされていない Business Central の機能を無効にします。設定されていない場合は、Decision Server は機能しますが、起動時にエラーメッセージを表示します。

  3. JAVA_OPTIONS 環境編集に同じプロパティー値を設定します。
JAVA_OPTIONS="-Dkie.server.jms.queues.response=jms/queue/KIE.SERVER.RESPONSE
 -Dorg.kie.server.domain=OracleDefaultLoginConfiguration
 -Dorg.jbpm.server.ext.disabled=true
 -Dorg.jbpm.ui.server.ext.disabled=true
 -Dorg.jbpm.case.server.ext.disabled=true"
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