第2章 Eclipse 4.15 の変更点


Red Hat Developer Tools は、Eclipse 4.15 および 2020-03 リリーストレインのプラグインとともに配布され、多数のバグ修正と機能拡張を提供します。

以下は、このリリースの新機能と互換性の変更点をまとめたリストです。

これらの新機能の使用方法は、組み込み Eclipse ドキュメントを参照してください。

重要なパッケージの更新

  • eclipse 4.14 4.15: Eclipse IDE および JDT/PDE プラグインがバージョン 4.15 に更新されました。より詳細な変更点のリストは、Eclipse 4.15 - New and Noteworthy ページを参照してください。主な機能は次のとおりです。

    • Java エディターのコンテンツアシストが、サブワードパターンをサポートするようになりました。
    • UI のフリーズを防ぐために、Java エディターのコード補完を別の非 UI スレッドで実行できるようになりました。
    • さまざまな新しいクリーンアップオプションとクイックフィックスが追加されました。
    • Optional ステートメントをラップするためのクイックフィックスが追加されました。
    • リソースリーク分析が改善されました。
    • デバッグ式が、ラムダ式とメソッド参照をサポートするようになりました。
    • コンソールビューが、ASCII 制御文字 (\f - フォームフィードおよび \v - 垂直タブ) を解釈できるようになりました。
    • コンソールビューラベルに、プロセスの起動時間に加えて、終了時間が表示されるようになりました。
    • インタラクティブなパフォーマンスが向上しました。
  • eclipse-cdt 9.10.0 9.11.0: C/C++ Development Tooling がバージョン 9.11.0 に更新されました。詳細は、アップストリームの CDT 9.11.0 リリースノート を参照してください。以下は、主な変更点です。

    • C++14 のサポートの向上: 2 進整数リテラルと桁区切り記号
    • 新しいコード分析チェッカー: 変数マスキングとマジックナンバー
  • eclipse-linuxtools 7.5.0 7.6.0: Linux Tools プラグインがバージョン 7.6.0 に更新され、チャート機能が改善されました。詳細は、アップストリームの Linux Tools 7.6.0 リリースノート を参照してください。
  • eclipse-pydev 7.4.0 7.5.0: PyDev プラグインがバージョン 7.4.0 に更新され、デバッガーと Cython の改善が導入されました。詳細は、アップストリームの PyDev 7.5.0 リリースノート を参照してください。
  • eclipse-egit/jgit 5.6.0 5.7.0: Git 統合プラグインがバージョン 5.7.0 に更新されました。詳細は、アップストリームの EGit 5.7.0 リリースノート および JGit 5.7.0 リリースノート を参照してください。以下は、主な変更点です。

    • 新しい機能が追加されました。pull などのコマンドをリポジトリーグループに対して使用できるようになりました。
    • コミットの比較が改善されました。統合された差分を使用してコミットを検索できるようになりました。
  • eclipse-webtools 3.15 3.17: Web Tools Platform がバージョン 3.17 に更新されました。この更新には、一般的なコードの改善とバグ修正が含まれています。詳細は、アップストリームの Web Tools Platform 3.16 - New and Noteworthy および Web Tools Platform 3.17 - New and Noteworthy ページを参照してください。

非推奨

  • SWTBot が削除されました。

SWTBot ツールはコレクションから削除されました。アップストリームの SWTBot 更新サイト からインストールできます。そちらの指示に従ってください。

  • TestNG が削除されました。

TestNG フレームワークのサポートは終了しました。TestNG は Marketplace Client (MPC) からは入手できなくなりましたが、TestNG プラグインは TestNG 更新サイト からインストールできます。ただし、TestNG の NoClassDefFoundError バグ が原因で、TestNG P2 Feature バージョン 7.1.0 の使用中に NoClassDefFoundError が発生します。この問題を回避するには、TestNG P2 Feature 更新サイト から TestNG P2 Feature の新しいバージョンをインストールします。

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