9.3. IdM サーバー上の ipa-extdom プラグインの最大バッファーサイズの調整
ipa-extdom プラグインの最大バッファーサイズを増やすことで、Active Directory ユーザーおよびグループのデータを大量に取得する際の再試行回数を減らすことができます。
IdM クライアントは、Active Directory (AD) からユーザーやグループに関する情報を直接受信することはできません。その代わりに、IdM サーバーが ipa-extdom プラグインを使用して SSSD から AD ユーザーとグループに関する情報を取得し、その情報を要求元のクライアントに転送します。
ipa-extdom プラグインの最大バッファーサイズを調整できます。これにより、SSSD が受信するデータを保存できるバッファーのサイズが調整されます。バッファーが小さすぎると、SSSD は ERANGE エラーを返し、プラグインはより大きなバッファーで要求を再試行します。デフォルトのバッファーサイズは 134217728 バイト (128 MB) です。
次の例では、最大バッファーサイズを 256 MB (268435456 バイト) に調整します。
前提条件
- LDAP Directory Manager のパスワード
手順
次のコマンドを使用して、最大バッファーサイズを 268435456 バイトに設定します。
# ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W dn: cn=ipa_extdom_extop,cn=plugins,cn=config changetype: modify replace: ipaExtdomMaxNssBufSize ipaExtdomMaxNssBufSize: 268435456