第6章 インストールおよび起動
GRE ネットワークインターフェイスが正しく起動するようになりました。
Red Hat Enterprise Linux 6 の以前のリリースで発生した変更により、バグが導入され、
initscripts
が Generic Routing Encapsulation (GRE)ネットワークインターフェイスを正しく起動できない場合がありました。今回の更新で、GRE インターフェイスが想定どおりに起動するように、initscripts
への修正が提供されます。(BZ#1436061)
KSH
が /etc/init.d/functions
のプロセスに失敗しなくなりました。
Korn Shell (*KSH*)は、
local
という単語がアレイ定義と同じ行に表示されるコードを処理できません。そのため、KSH
は /etc/init.d/functions
ファイルのソースに失敗していました。今回の更新では、KSH
制限の回避策が提供され、関数ファイルは期待どおりに取得されるようになりました。
ただし、
KSH
は /etc/init.d/functions
ファイルで一部の関数を使用できない場合があることに注意してください。この更新により、/etc/init.d/functions
のソーシング中に KSH が失敗しなくなりました。(BZ#1518429)