1.2. 考慮事項
アップグレードする前に、以下を検討する必要があります。
RHEL メジャーリリース間の重要な変更
詳細は、次を参照してください。
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RHEL 7 移行ガイド
の主な変更点と移行で考慮すべき点の章 - RHEL 8 の導入における検討事項
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Red Hat が配布していないアプリケーション
Red Hat が提供していない、アップグレードするシステムでアプリケーションを実行する場合は、次の点を考慮してください。
RPM ベースのアプリケーションの場合:
- 特定のターゲットバージョンと互換性のあるパッケージが必要です。
- すべての依存関係を含むパッケージは、アクセス可能なリポジトリーで利用できます。
非 RPM ベースのアプリケーションの場合:
- この 2 つのメジャーバージョンのアップグレード中に、依存関係とライブラリーが変更された可能性があります。特定のターゲットバージョンで依存関係とライブラリーが使用可能であることを確認してください。
- アプリケーションが Python や Ruby などのインタープリター型言語で記述されている場合は、ターゲットバージョンですべてのライブラリーが使用可能かどうかを確認します。