1.5. IdM Healthcheck でのログローテーションの設定
次の手順に従って、ログローテーションを設定します。
-
systemd
タイマー -
crond
サービス
systemd
タイマーは、Healthcheck ツールを定期的に実行して、ログを生成します。デフォルト値は毎日午前 4 時に設定されています。
crond
サービスは、ログローテーションに使用されます。
デフォルトのログ名は healthcheck.log
で、ローテーションされるログは healthcheck.log-YYYYMMDD
形式を使用します。
前提条件
- root でコマンドを実行できる。
手順
systemd
タイマーを有効にします。# systemctl enable ipa-healthcheck.timer Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/ipa-healthcheck.timer -> /usr/lib/systemd/system/ipa-healthcheck.timer.
systemd
タイマーを起動します。# systemctl start ipa-healthcheck.timer
/etc/logrotate.d/ipahealthcheck
ファイルを開いて、保存すべきログの数を設定します。デフォルトでは、ログローテーションは 30 日間に設定されます。
/etc/logrotate.d/ipahealthcheck
ファイルで、ログへのパスを設定します。デフォルトでは、ログは
/var/log/ipa/healthcheck/
ディレクトリーに保存されます。/etc/logrotate.d/ipahealthcheck
ファイルで、ログ生成の時間を設定します。デフォルトでは、ログは毎日午前 4 時に作成されます。
ログローテーションを使用するには、
crond
サービスを有効にして実行します。# systemctl enable crond # systemctl start crond
ログの生成を開始するには、IPA healthcheck サービスを起動します。
# systemctl start ipa-healthcheck
結果を確認するには、/var/log/ipa/healthcheck/
に移動して、ログが正しく作成されていることを確認します。