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3.11. Azure Gold Image の自動登録の設定

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Micorsoft Azure 上に RHEL 9 の仮想マシン (VM) をより早く、より快適にデプロイするために、RHEL 9 の Gold Image を Red Hat Subscription Manager(RHSM) に自動的に登録するように設定することができます。

前提条件

  • RHEL 9 Gold Image は Microsoft Azure で利用できます。手順については、Azure でのゴールドイメージの使用 を参照してください。

    注記

    Microsoft Azure アカウントは、一度に 1 つの Red Hat アカウントにしか割り当てできません。そのため、Red Hat アカウントにアタッチする前に、他のユーザーが Azure アカウントへのアクセスを必要としていないことを確認してください。

手順

  1. Gold Image を使用して、Azure インスタンスに RHEL 9 仮想マシンを作成します。手順については、Creating and starting the VM in Azure を参照してください。
  2. 作成した仮想マシンを起動します。
  3. RHEL 9 仮想マシンで、自動登録を有効にします。

    # subscription-manager config --rhsmcertd.auto_registration=1
  4. rhsmcertd サービスを有効にします。

    # systemctl enable rhsmcertd.service
  5. redhat.repo リポジトリーを無効にします。

    # subscription-manager config --rhsm.manage_repos=0
  6. 仮想マシンの電源を切り、Azure 上で管理イメージとして保存します。手順については、How to create a managed image of a virtual machine or VHD を参照してください。
  7. 管理イメージを使用して仮想マシンを作成します。自動的に RHSM に登録されます。

検証

  • 上記の手順で作成した RHEL 9 仮想マシンで、subscription-manager identity コマンドを実行して、システムが RHSM に登録されていることを確認します。登録に成功したシステムでは、システムの UUID が表示されます。以下に例を示します。

    # subscription-manager identity
    system identity: fdc46662-c536-43fb-a18a-bbcb283102b7
    name: 192.168.122.222
    org name: 6340056
    org ID: 6340056
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