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第4章 IdM API のサンプルシナリオ

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次の例では、IdM API コマンドを使用する一般的なシナリオを示します。

4.1. IdM API コマンドを使用したユーザーの管理

以下の例は、IdM API コマンドを使用して IdM ユーザーを管理する方法の一般的なシナリオを示しています。

IdM API コマンドを使用した IdM ユーザーの管理の例

IdM ユーザーの作成

この例では、ユーザー名 exampleuser とサポートされているユーザーの one-time password (OTP) 認証を使用して IdM ユーザーを作成します。

api.Command.user_add("exampleuser", givenname="Example", sn="User", ipauserauthtype="otp")
IdM ユーザー情報の表示

この例では、IdM ユーザー exampleuser に関する入手可能な情報をすべて表示します。

api.Command.user_show("exampleuser", all=True)
IdM ユーザーの変更

この例では、IdM ユーザー exampleuser のメールアドレスを変更します。

api.Command.user_mod("exampleuser", mail="exampleuser@example.org")
IdM ユーザーの検索

この例では、IdM グループ admins 内の exampleuser に一致するすべての IdM ユーザーを検索します。

api.Command.user_find(criteria="exampleuser", in_group="admins")
IdM ユーザーの削除

この例では、IdM ユーザー exampleuser を削除します。

api.Command.user_del("exampleuser")

後でユーザーを復元するには、preserve オプションを使用します。このオプションを使用すると、user_undel コマンドでユーザーを復元できます。

IdM ユーザーの証明書の追加と削除

user_add_cert および user_remove_cert コマンドを使用すると、ユーザーの Base64 encoded 証明書を追加または削除できます。この例では、ユーザー exampleuser の証明書を追加します。

args = ["exampleuser"]
kw = {
    "usercertificate": """
      MIICYzCCAcygAwIBAgIBADANBgkqhkiG9w0BAQUFADAuMQswCQYDVQQGEwJVUzEMMAoGA1UEC
      hMDSUJNMREwDwYDVQQLEwhMb2NhbCBDQTAeFw05OTEyMjIwNTAwMDBaFw0wMDEyMjMwNDU5NT
      laMC4xCzAJBgNVBAYTAlVTMQwwCgYDVQQKEwNJQk0xETAPBgNVBAsTCExvY2FsIENBMIGfMA0
      GCSqGSIb3DQEBATOPA4GNADCBiQKBgQD2bZEo7xGaX2/0GHkrNFZvlxBou9v1Jmt/PDiTMPve
      8r9FeJAQ0QdvFST/0JPQYD20rH0bimdDLgNdNynmyRoS2S/IInfpmf69iyc2G0TPyRvmHIiOZ
      bdCd+YBHQi1adkj17NDcWj6S14tVurFX73zx0sNoMS79q3tuXKrDsxeuwIDAQABo4GQMIGNME
      sGCVUdDwGG+EIBDQQ+EzxHZW5lcmF0ZWQgYnkgdGhlIFNlY3VyZVdheSBTZWN1cml0eSBTZXJ
      2ZXIgZm9yIE9TLzM5MCAoUkFDRikwDgYDVR0PAQH/BAQDAgAGMA8GA1UdEwEB/wQFMAMBAf8w
      HQYDVR0OBBYEFJ3+ocRyCTJw067dLSwr/nalx6YMMA0GCSqGSIb3DQEBBQUAA4GBAMaQzt+za
      j1GU77yzlr8iiMBXgdQrwsZZWJo5exnAucJAEYQZmOfyLiMD6oYq+ZnfvM0n8G/Y79q8nhwvu
      xpYOnRSAXFp6xSkrIOeZtJMY1h00LKp/JX3Ng1svZ2agE126JHsQ0bhzN5TKsYfbwfTwfjdWA
      Gy6Vf1nYi/rO+ryMO
    """
}

api.Command.user_add_cert(*args, **kw)
IdM ユーザーの有効化と無効化

user_enable および user_disable コマンドを使用すると、IdM ユーザーを有効または無効にできます。この例では、IdM ユーザー exampleuser を無効にします。

api.Command.user_disable("exampleuser")
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