4.2. 要求のリダイレクト
Red Hat コンテンツに対する要求は、docker.io
から registry.access.redhat.com
にリダイレクトされます。以下のマッピングは、このリダイレクトについて説明しています。
-
docker.io/rhel
registry.access.redhat.com/rhel (rhel7)のエイリアス -
docker.io/rhel7
registry.access.redhat.com/rhel7 -
docker.io/rhel6
registry.access.redhat.com/rhel6 -
docker.io/redhat/*
registry.access.redhat.com/redhat/*
Red Hat Enterprise Linux 7.2 に同梱される Docker のバージョンは、デフォルトで内部 Red Hat レジストリーと通信します。これにより、Red Hat はレジストリーごとに namespace をセグメント化できます。
レジストリーの内容はタグ付けされた名前のマッピングであり、コンテンツのコピーは含まれません。このマッピングは、複数のシンボリックリンクを使用して実現されます。Red Hat は、データの整合性を確保するために、これらのリンクを最新の状態に保ちます。
REPO は、明示的にタグ付けされている多数のレイヤーと、非表示レイヤーを多数含むリポジトリーです。IMAGE は、リポジトリー内の特定のレイヤー補完ブランチです。多くの場合、イメージとリポジトリーは同義語で、同じとは見なされません。たとえば、異なるイメージを 1 つのリポジトリーにタグ付けすることができます。