2.4. カーネルライブパッチ機能
カーネルライブパッチを使用すると、システムを再起動しなくても、一部の重大/重要な CVE に関して、実行中の RHEL カーネルにパッチを適用できます。これにより、ダウンタイムが許容されず、セキュリティーへの迅速な対応が求められる、SAP ビジネスアプリケーションを支えるミッションクリティカルなインフラストラクチャーをサポートするための高い運用効率が得られます。
カーネルライブパッチソリューションとその仕組みの詳細は、Red Hat ナレッジベースのソリューションを参照してください。
- RHEL 7 の場合は、カーネルライブパッチを使用したパッチの適用
- RHEL 8 の場合は、Applying patches with kernel live patching
注記
カーネルのライブパッチは、バージョン 7.7 以降および 8.1 以降でサポートされます。