パート I. CodeReady Studio のインストールガイド
本ガイドでは、CodeReady Studio をインストールする手順と、異なる方法でインストールした CodeReady Studio をアンインストールおよびアップグレードする手順を説明します。
前提条件
CodeReady Studio 12.11 は、さまざまなオペレーティングシステム、アーキテクチャー、および Java Development Kit の組み合わせでサポートされます。サポートされる組み合わせの完全リストは、Red Hat カスタマーポータルの https://access.redhat.com/documentation/en-us/red_hat_codeready_studio/12.11/html/supported_configurations_and_components/index を参照してください。
CodeReady Studio をWindows のすべてのユーザーがアクセスできるフォルダーにインストールした場合 (例: C:\devstudio
)、すべてのユーザーが CodeReady Studio インスタンスを使用できるようになります。しかし、指定のユーザーがメインのインストールフォルダーに書き込みできない場合、新たにインストールされた機能や更新はユーザーのホームディレクトリー内に保存されます。
ハードウェアの最低要件
- RAM: 4GB (最小 2 GB RAM)
- ハードディスク容量: 2 GB
ソフトウェアの要件
- OpenJDK がインストールされている必要があります。Red Hat OpenJDK が推奨されます。
Windows での OpenJDK 1.8.0 のインストール
MSI ベースのインストーラーを使用して OpenJDK 1.8.0 を Windows にインストールするには、以下を行います。
- http://developers.redhat.com/products/openjdk/overview/ から MSI ベースのインストーラーをダウンロードします。
- インストーラーを実行し、画面の手順にしたがってインストールします。
- CodeReady Studio が OpenJDK を使用するよう設定するには、「Working with JREs」の手順にしたがいます。
RHEL での OpenJDK 1.8.0 のインストール
Red Hat Enterprise Linux で OpenJDK 1.8.0 をインストールするには、以下を行います。
以下の手順のコマンドはすべて root ユーザーで実行する必要があります。
以下のコマンドを実行して、システムを登録し、サブスクライブします。
# subscription-manager register
- プロンプトが表示されたら、Red Hat カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
該当するサブスクリプション (開発者向けサブスクリプションなど) を探すには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager list --available
このコマンドは、利用可能なサブスクリプションとその詳細を表示します。該当するサブスクリプションのプール ID を書き留めておきます。
サブスクリプションをシステムにアタッチするには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager attach --pool=<pool ID from previous command>
OpenJDK RPM をインストールするには、以下のコマンドを実行します。
# yum install java-1.8.0-openjdk-devel
Java アプリケーションなどの java-1.8.0-openjdk-demo パッケージおよび java-1.8.0-openjdk-src パッケージをインストールしてアプリケーションをデバッグします。両方のパッケージは Optional リポジトリーから入手できます。以下のコマンドを使用して、システムでこのリポジトリーを有効にします。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-optional-rpms
Red Hat Enterprise Linux 6 を使用している場合は、上記のコマンドのバージョン番号を 6
に置き換えます。
以下のコマンドを使用して、パッケージをインストールします。
# yum install java-1.8.0-openjdk-src java-1.8.0-openjdk-demo