1.2. OperatorHub を使用した Fuse Online のアップグレード
Fuse Online 7.8 は OCP 4.6 より OperatorHub で利用できます。OCP 4.5 を使用している場合は、OCP 4.6 にアップグレードしてから Fuse Online 7.8 をインストールする必要があります。
注記: インストールスクリプトを使用して Fuse Online 7.7 をインストールした場合、インストールスクリプトを使用した Fuse Online のアップグレード の説明にしたがって、インストールスクリプトを使用して Fuse Online 7.8 にアップグレードする必要があります。
Fuse Online をインストールするときは、fuse-online-v7.n
形式でチャネルを指定します。ここで、n
は現在のリリース番号です。たとえば、Fuse Online 7.8 の場合、チャネルは fuse-online-v7.8
になります。
Fuse Online 7.8 の古いバージョンから Fuse Online 7.8 の新しいバージョンへのアップグレードは、Fuse Online のインストール時に選択した Approval Strategy によって異なります。
- Automatic (自動) 更新の場合、新しいバージョンの Fuse Online Operator が使用できるようになると、人的な介入なしで OpenShift Operator Lifecycle Manager (OLM) によって、Fuse Online の稼働中のインスタンスが自動的にアップグレードされます。
- Manual (手動) 更新の場合、Operator の新しいバージョンが使用できるようになると、OLM によって更新リクエストが作成されます。クラスター管理者は、OpenShift ドキュメントの Manually approving a pending Operator upgrade セクションで説明されているように、更新リクエストを手動で承認して Fuse Online Operator を新しいバージョンに更新する必要があります。
インフラストラクチャーのアップグレード中およびアップグレード後も、既存のインテグレーションは引き続き Fuse Online ライブラリーおよび依存関係の古いバージョンで実行されます。更新されたバージョンで実行するには、再パブリッシュする必要があります。
OCP 4.6 以降で、Fuse Online 7.7 を 7.8 にアップグレードする場合は、以下の手順にしたがいます。
手順
- Docker の制限エラーが発生しないようにするには、Fuse Online のアップグレードを開始する前に、アップグレード前の Docker イメージへのアクセス の説明にしたがって docker クレデンシャルを syndesis pull secret に追加します。
Fuse Online Operator をアップグレードするには、以下を行います。
- OpenShift Web コンソールで、Operators > Installed Operators とクリックします。
- Fuse Online Operator をクリックしてから、Subscription をクリックします。
- Channel の横にある Edit アイコンをクリックします。
- fuse-online-v7.8 チャンネルをクリックし、Save をクリックします。
Fuse Online のインストール時に 手動 更新を指定した場合、OpenShift ドキュメントの Manually approving a pending Operator upgrade セクションの手順にしたがって Operator の更新リクエストを承認します。