5.3. Fabric8 Service Discovery Enricher 要素


以下の表は、デフォルト値や camel-context.xml ファイルで定義された値を上書きする必要がある場合に Fabric8 Service Discovery Enricher に指定できる要素について説明しています。

これらの値は Fuse Rest DSL プロジェクトの pom.xml ファイルや src/main/fabric8/service.yml ファイルで定義できます。(両方のファイルで値を定義する場合、Enricher は service.yml ファイルから値を使用します。) 例は、API サービスアノテーション値のカスタマイズ を参照してください。

表5.1 Fabric8 Service Discovery Enricher 要素
要素説明デフォルト

springDir

camel-context.xml ファイルが含まれる spring 設定ディレクトリーへのパスです。

Camel Rest DSL プロジェクトを認識するために使用される /src/main/resources/spring パスです。

scheme

サービスがホストされる URL のスキーム部分です。http または https を指定できます。

http

path

API サービスがホストされる URL のパスの部分です。

 

port

API サービスがホストされる URL のポートの部分です。

80

descriptionPath

API サービス記述ドキュメントがホストされる場所へのパスです。ドキュメントがセルフホストされている場合は相対パスを指定でき、ドキュメントが外部でホストされる場合は完全な URL を指定できます。

 

discoveryVersion

3scale 検出の実装のバージョンです。

v1

discoverable

discovery.3scale.net ラベルを true または false のいずれかに設定する要素です。

true に設定すると、3scale はこのサービスの検出を試行します。

false に設定すると、3scale はこのサービスの検出を試行しません。

この要素をスイッチとして使用し、false に設定することで 3scale 検出の統合を一時的にオフにできます。

値を指定しない場合、Enricher はサービスを検出可能にできるかどうかについて自動検出を試行します。Enricher がサービスが検出不可能であると判別すると、3scale はこのサービスの検出を試行しません。

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