9.2. インサービス統合環境のアップグレード


以下の手順に従って、オンラインおよびインサービスの統合 Red Hat Virtualization および Red Hat Gluster Storage 環境をアップグレードします。
  1. Red Hat Gluster Storage ノードをアップグレードします。

    Red Hat Gluster Storage ノードごとに、一度に 1 つのノードに対して以下の手順を実行します。レプリカセットが複数ある場合は、別のレプリカセットに移動する前に、レプリカセットの各ノードをアップグレードします。
    1. アップグレードするストレージノードのすべての gluster サービスを、ノード上で以下のコマンドを root ユーザーで実行して停止します。
      # systemctl stop glusterd
      # pkill glusterfs
      # pkill glusterfsd
      # pgrep gluster
    2. 管理ポータルで Storage Hosts をクリックし、アップグレードするストレージノードを選択します。
    3. Management Maintenance の順にクリックし、OK をクリックします。
    4. 「In-Service ソフトウェアの Red Hat Gluster Storage 3.3 から Red Hat Gluster Storage 3.4 へのアップグレード」 の手順を使用してストレージノードをアップグレードします。
    5. ストレージノードを再起動します。
    6. 管理ポータルで Storage Hosts をクリックし、ストレージノードを選択します。
    7. Management Activate をクリックします。
    8. ストレージノードの名前 Bricks をクリックし、すべてのブリックの Self-Heal Info 列が OK として一覧表示されていることを確認してから次のストレージノードをアップグレードします。
  2. Gluster クライアントソフトウェアを仮想化ホストでアップグレードします。

    すべてのストレージノードをアップグレードした後に、クライアントソフトウェアをすべての仮想化ホストで更新します。
    1. Red Hat Virtualization ホストの場合

      1. 管理ポータルで Compute Hosts をクリックし、更新するノードを選択します。
      2. 4.2 よりも前の Red Hat Virtualization バージョンでは、Management Maintenance をクリックし、OK をクリックします。
      3. Installation Upgrade をクリックし、 OK をクリックします。
        ノードは最新パッケージで自動的に更新され、更新の完了時に再度アクティブになります。
    2. Red Hat Enterprise Linux ホストの場合

      1. 管理ポータルで Compute Hosts をクリックし、更新するノードを選択します。
      2. Management Maintenance の順にクリックし、OK をクリックします。
      3. ホストを正しいリポジトリーにサブスクライブし、更新を受信します。
      4. ホストを更新します。
        # yum update
      5. 管理ポータルで Management Activate をクリックします。
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